緊急事態宣言の最中にあり、不安な毎日を過ごされている方も多いと存じます。
ご家庭でお子さんと思うように活動できないこともあり、お子さんの経験の場が失われていることに不安を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
彰栄幼稚園では、少しでも幼稚園で様々なことが経験できるように感染対策をしながら、
隣接している彰栄保育福祉専門学校より講師の先生にお越しいただき、
久々に造形教室を行いました。
只今、保育時間内は共有の粘土の使用を控えているため、久々の粘土の活動に大喜びのお子さんたち。
自分のお皿に紙粘土を入れてもらい、フワフワする気持ち良さや伸びる面白さを体感した後、色付けをしました。
今回は粉の絵具使用し、味付けをしているような気分で楽しんでいる様子でした。
少量ずつ色を足しながら自分の好きな色を造り出したり、たくさんの色を混ぜてどのような色に変化していくか、混色を楽しむお子さんがいたり、同じ色をひたすら足し、色の濃淡にこだわるお子さんもいて、同じ活動の中でもそれぞれの楽しみ方で満足している様子でした。
先生からの「石を作って、どこで見つけたか教えてね。」という問いかけに、
「川で釣りをしていたら、イルカがくわえてた石」「プリンセスのお城でもらった石」
「いつの間にか砂に埋まっていた石」等の返答がありました。
造形活動ではありますが、幼児期ならではの空想の世界も楽しむことができ、
お子さんの想像力の育ちにもつながる活動でした。